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Education から Educational へ

実践者は研究者であり、​研究者は実践者である

 本研究室は、早稲田大学人間科学部人間情報科学科教育工学系のゼミです。教育工学の中でも学校学習や教師教育に主眼を置いており、主に現場との共同研究を行っています。学校教育における教師の役割を重視し、具体的な授業実践を対象に、教師の知識獲得過程や相互作用による知識創造過程について扱います。主に質的研究法と調査法を組み合わせた研究法を用いており、特にインタビュー法、観察、ビデオによる授業分析が中心的な手法です。

 また、ゼミでの文献講読では、自己心理学、人間性心理学、教育方法学、教育工学、システム論、組織マネジメントなど、教育実践のバックグラウンドとなる文献を幅広く扱っています。

 加えて、研究や理論からだけでなく、常に様々な活動を通じてよりよい学校の在り方を考えるため、毎週小学校でゼミ活動を行っています(2022年度以降は希望者のみの任意となっています)。

 現在(2023年度)は、学部生9名(うち通信課程2名)、博士課程1名の計10名が所属しています。すべての学生が教職課程を取っているわけではなく、人数は少ないながらも様々な角度から教育に関心をもった学生が集まっているのが特徴です。

 

〈主な研究テーマ〉

教師研究、自己発達と学校教育、教育実践における教師の知識研究、教師間の相互作用による知識創造プロセスと暗黙知の記述、子供の自己概念発達へのシステム論によるアプローチによる学校教育のあり方について。また、それらの研究におけるメディア活用のあり方について。etc.

 

〈関連学会〉

日本教育工学会、日本教育心理学会、教育方法学会、British Education Research Association (Bera)、European Educational Research Association (EERA) etc.

 

〈キーワード〉

授業研究、教師教育、実践知、教師の職能発達、カリキュラム、学校システム、アクション・リサーチ、メンタリング

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